これは、イギリスの哲学者フランシスコ・ベーコンの言葉で、 生きていく上で知識は最大の力になるという意味を持つ言葉です。 私はこの言葉をとても大事にしています。しかし、この言葉の持つ本当の怖さや、強さも同時に感じています。知識力で上回っている人に、知識力で下回っている人には勝つことが出来ないということです。
例えば、Aチームは、トラベリングを知らない。 Bチームは、トラベリングを知っている。
どっちのチームが勝ちますか？
トラベリングを教えてもらえていないBチームは、必死にボールを追いかけて、必死に相手に勝とうと頑張りますが、何度相手のオフェンスを止めても、Bチームはゴールまで行けません。なぜかと言うとトラベリングを知らないからです。
私は、高校生になるまで バスケットボールの深い『知』なる部分に触れる事があまり出来ずに、バスケをプレイして来ました。
高校生になり恩師に出会い、その後多くの方にも沢山の『知』を頂きました。
そしてコーチとしてプロの世界で勝ちを追求する様になったのです。
ですが俗に言うバスケットボールエリートの人達、彼らは幼少期から、多くの『知識』もった指導者から指導を受けて育って来ます。
幼少期から多くの『知』を持ったプレイヤーと 大人になってから『知』を知ったプレイヤーどちらが優位なのかという話になります。
